ニキビ
■ニキビの原因
毛穴には皮脂を作る皮脂腺が付属しています。一部の例外を除き、毛穴の無いところには皮脂腺も存在しません。ニキビは、皮脂腺で作られた皮脂が毛穴に詰まって生じます。
思春期は、皮脂分泌が多いために皮脂が詰まってニキビができます。一方、成人のニキビ患者は、必ずしも脂性肌(オイリースキン)というわけでもないのにニキビを生じます。これは主に、過剰な角質が毛穴をふさいでいるのが原因です。
角質が毛穴を詰まらせるのであれば、ゴシゴシ皮膚をよく洗えばいいのでしょうか?いいえ、いくら皮膚をこすって角質をはがしたところで、毛穴の奥に存在する角質が取れるわけがありません。むしろ、毛穴以外の、皮膚バリアに必要な角質まで取ってしまい、皮膚炎を生じやすくなってしまいます。
■ケミカルピーリング
角質を、薬品で溶かす治療。ただし、角質は取れたその瞬間からまたでき始めるので、この治療は繰り返さなければなりません。(約2週間毎)
このようなピーリング作用を持つ洗浄剤をご自宅で使うことによって、ある程度ニキビを抑えることもできます。
■トレチノイン(ビタミンA酸)外用
ピーリングのように、すでにでき上がった角質を取るのではなく、そもそも過剰な角質がつかない肌質に変える治療。治療開始後約1か月半の間は発赤、むけなどの刺激反応を伴うが、効果は最も高いことが多く、美白効果もあります。
■ビタミンC外用
皮膚に吸収される型のビタミンCは、皮脂分泌抑制効果があります。
■サプリメント
■保険治療
主に抗菌剤の外用、内服。
ニキビ発生のメカニズムは、皮脂が詰まる→アクネ菌がそれを分解→炎症の惹起です。あくまで、毛穴内の過剰な角質によって皮脂が詰まることがニキビの最大の原因であるにもかかわらず、抗菌剤はそれに対する効果がありません。このため、残念ながら、保険治療ではニキビはよくならないことが多いのです。
当院では、保険治療では改善しない患者様のうちご希望の方は、上記のような自由診療をおこないます。
- by admin
- 2008年05月04日 01:11

