中野山王皮膚科クリニック 八王子市 皮膚科 美容皮膚科 夜間診療

平成21年1月19日 開院予定
皮膚科 形成外科 美容皮膚科

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副腎皮質ステロイドがアレルギー病治療の原則

 ヒトの体内には多くの種類のホルモンがありますが、それらのうちコレステロール由来の構造を持つものをステロイドと総称します。ステロイドには男性ホルモン(アンドロゲンといって、スポーツ選手のドーピングに使われます)や副腎皮質ホルモンなどがありますが、多くの場合、ステロイドと言えば、これらのうち副腎皮質ホルモンだけを指しています。混同しないで下さい。

 副腎皮質ホルモンのはたらきは、人体が肉体的・精神的ストレスを受けた際にさまざまな反応を生じさせるもので、ヒトの生存に欠かせないホルモンです。
 数多くあるそのはたらきの一つは炎症を抑えることであり、そのために、合成されたものが薬として使われています。他のアレルギー病と同様に、アトピー性皮膚炎の治療においても、副腎皮質ステロイドの塗り薬が治療の原則です。

 副腎皮質ステロイドは炎症を抑える以外のさまざまなはたらきがあるので、薬として使った場合にはさまざまな副作用があります。ただし、塗り薬として使った場合には、最強クラスのステロイド外用薬を頭のてっぺんからつま先まで連日塗り続けない限り、血液中の副腎皮質ステロイド濃度は増加しません。したがって、全身的な副作用はありません。
 副腎皮質ステロイド外用薬による副作用はあくまで局所的なもの(皮膚が薄くなる、毛細血管の拡張、ニキビの発生など)ですが、これをなるべく減らすために、塗り薬を使い分ける必要があります。
 副腎皮質ステロイド外用薬は強いもの、弱いもので相当な強度差があり、われわれ皮膚科専門医はそれを適切に使い分けていきます。

  • by admin
  • 2008年05月12日 15:42