中野山王皮膚科クリニック 八王子市 皮膚科 美容皮膚科 夜間診療

平成21年1月19日 開院予定
皮膚科 形成外科 美容皮膚科

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アトピー性皮膚炎もバリアー機能異常による

 アトピー性皮膚炎は肘の内側、膝の裏側など特定部位に湿疹を繰り返す病気です。

 アトピー患者の皮膚は、皮膚を覆って保護する脂肪が先天的に少ないために、乾燥しています。(このことは遺伝子で決定しており、その体質を変えるには遺伝子治療が実現しないと不可能です。もちろん、脂肪をたくさん食べてもムダです。)このため、バリアー機能が低下しており、ダニの糞や花粉などのアレルゲンが皮膚の奥まで入り込みやすく、皮膚炎を生じます。
 一度皮膚炎を生じると、かゆくて掻くのでさらにバリアーは破壊され、ますますアレルゲンは皮膚に入り込んでアレルギー反応が増強します。

 ところが、スギ花粉症ではあるがアトピー性皮膚炎ではない患者の皮膚にスギ花粉をのせても、バリアーの存在によって、それが皮膚の奥に入り込むことはないのでアレルギー反応は生じません。
 つまり、喘息と同様に、アレルギー体質であることに加えてバリアー機能の破壊がアトピー性皮膚炎の重要な引き金なのです。
 多くのアトピー患者は、アレルギーの存在(ダニやスギ花粉など、特定の物質に対する特異的IgE抗体を持つこと)ばかりを重要視していますが、むしろ皮膚バリアー機能の破壊がその主要な病因です。アレルギー体質であろうとなかろうと、皮膚のバリアーをしっかりと保てばいいのです。

  • by admin
  • 2008年05月12日 15:55