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開院予定日が正式に決定しました。平成21年1月19日です。
この日にした理由は、私の誕生日だからです。
というのは冗談です。誕生日であることは事実ですが。
平成20年12月中の開院を目指していましたが、諸般の事情で間に合わなくなってしまいました。
手続き上、来年1月以降は開院可能になりそうです。
週のはじめの月曜日の開院が望ましいと思っていたので、ちょうど誕生日であるこの日になりました。
ちなみに、この日は大安です。
初日から、多くの患者さまにお越しいただきたいものです。
久しぶりにホームページを更新しました。
せっかくホームページを作っても、googleやyahooなどの検索エンジンで検索された時にヒットしなければ、人目に触れることもなく、全く意味がありません。
このため、多くのホームページはあの手この手で検索エンジンに上位で引っ掛かるよう工夫されています。基本は、検索して欲しいキーワードをホームページ内にたくさん入れること。本ホームページでは、八王子という地名を多く入れるために、周辺案内を設けるなどの工夫がされていましたが、ページ数が増え過ぎて全体がわかりにくくなっていました。そのため、今度はなるべくページ数を減らすべくリストラしてみました。
また、患者様はあらかじめ医師の顔を知っていると、受診しやすいとされています。このため、顔写真を掲載しましたが、何やら恥ずかしく感じたので削除してもらいました。目立つことが苦手なので。
開院時に導入する機器等に関して、まだまだ検討が続いています。このため、多少の修正を加えました。
皮膚科に関係した治療機器は、勤務する大学等で最新のものに数多く触れているので、最終的にどれを導入すべきか、今悩んでいるところです。あまり需要の無いものを導入しても、医師の個人的な趣味に終わってしまいます。
クリニックが皆様に高い評価をいただけるよう、ギリギリまで検討を続けていきたいと思います。
子どもたちは、風邪など内科的な病気を診る小児科とならんで、皮膚トラブルで医療機関を受診することが非常に多いとされています。
当院では、小児皮膚科にも力を入れていきたいと思います。
とびひやアトピー、いぼ等でお子様が受診されると同時に、お母様・お祖母様のシミの治療、お父様の水虫、お祖父様の乾燥性湿疹を治療するなど、ご家族みんなの皮膚のかかりつけ医になれるのが理想です。
小さな診療所なので、お子様専用のキッズ・スペースを設けることが出来ないのが残念ですが、トイレ内にはおむつ交換台を設置予定です。
なお、院内は極力バリアフリー化を目指しており、ほとんどの扉は引き戸で、段差はありません。エントランスの斜面角度なども含めて、福祉のまちづくり条例に適合した施設となります。
美容皮膚科というと、どちらかと言うと女性のためのものであるイメージが強いかもしれませんが、実は男性を対象とすることも多いのです。
特に、中年男性はシミ治療を希望されることが多く、今までにも多くの方のシミ治療をおこなってきました。治療の結果次第では、非常に若返った印象になります。
男性は、女性とは異なりお化粧でシミを隠すのが一般的ではないので、むしろ美容皮膚科治療が必要なのかもしれません。
その他、しわなど、何でも美容的なご相談に応じます。
近年、美容皮膚科を標榜するクリニックが増えています。美容医療のニーズがあるからであり、それは決して非難すべきことではないのでしょうが、やや安直な印象も拭えません。
自身の場合、大学院に入学する際、指導教授に美容皮膚科もやってみろと言われたのが、美容皮膚科を専門の一つとした理由です。当時はまだ、美容皮膚科という言葉自体があまり知られていなかったのですが。
当時の皮膚科学会では、美容なんて医師のする仕事ではないという風潮が残っており、今では当たり前というか、むしろ古い治療法になりつつあるケミカルピーリングにしても、薬品で皮膚を剥くなんて危険な治療があるか!と言われていました。まあ、古くから美容外科を取り扱っている形成外科の世界では、すでに受け入れられつつありましたが。
先見の明がある教授だったので、善悪は別にして、学問的にも診療面でも、皮膚科学において美容が必須である現在の状態を予想していたのでしょう。
形成外科の経験もある皮膚科医であるお前が美容皮膚科をやれと言われて、美容皮膚科も研究テーマの一つにしましたが、その後トレチノイン治療など、わが国でも最も早い段階から最新の美容皮膚科学を学ぶことが出来ました。現在では、これだけ長期間美容皮膚科のトレーニングを受けた皮膚科医は比較的珍しいので、重宝がられる様になりました。今後も理論だけでなく、実践を伴う美容皮膚科医でありたいと思います。
そうは言っても、美容皮膚科よりも実は皮膚がんの患者の治療に関わることの方が多いのが、私の日常です。美容目的の方から皮膚がん疑いの方まで、小児から御高齢の方まで皆様にお越しいただきたいと思います。
当院はこれからオープンする新しいクリニックですが、美容皮膚科にしても皮膚がんにしても、大学病院や都内有名クリニックと同レベルの治療が可能になります。
地元である八王子市に皮膚科クリニックを開業しようと決めた時、当然のことながら、八王子市内のどこに開業しようかを、まず考えました。
皮膚科クリニックは内科ほどの需要は無いので、ある程度広い地域を対象にしなければなりません。そのため、多くの人が集まる駅前の立地が適しているとされ、実際に八王子市内の皮膚科診療所の多くは主要な駅付近に立地しています。
都内の住宅地とは異なり、地方都市では一家に複数の自家用車を持ち、スーパーに行くにも自動車で行く、いわゆる車社会です。わが八王子は、地方都市とは異なり鉄道で都心に通勤・通学する人が多いベッドタウンである一方、駅から徒歩圏外に住む多くの市民は、八王子市内で用を済ませる分には自家用車で出かける車社会でもあります。
このため、広い駐車場を持つクリニックがあれば多くの方が便利に感じていただけるのではと思い、特に、八王子市内でも開発のやや遅れている八王子市北部地域を対象にしたクリニックを開きたいと思っていました。
縁あって、八王子市中野山王の区画整理地域内にクリニック用地を確保することが出来ました。この地であれば八王子市北部地域はもちろん八王子市全域、さらには隣接する昭島市、あきる野市、日野市の皆様にもお越しいただき易く、非常に気に入っている場所です。
また、高速道路を降りて車で5分の立地なので、普段診療をしている都心部の患者様をはじめとして、遠くの地域からも患者様が来ていただければと、密かに思っています。
計画では国道16号は拡幅され、そこから建設中の新道沿いに当院は立地します。この新道は十分な歩道スペースを持ち、電線は地中化される予定であり、将来きれいな街並みが完成するのではと楽しみにしています。
現在はまだ、いずれも未完成のため決してきれいな街並みとは言えませんが、街並みとともにクリニックが成長していければと思います。

八王子は私の出身地です。小学校は、八王子市立校の卒業です。思春期の頃は都会志向で決して地元が好きだったわけではありませんが、現在では地元愛が強い方なので、ささやかですが、買い物はなるべく市内でするようにしています。
医学生の頃から、いずれは地元である八王子市でクリニックを開きたいと漠然と思っていましたが、大学卒業時には開業を意識せずに、純粋に興味だけで専攻科目を決定しました。
当時の私は、山奥の診療所で、自分ひとりで内科から外科まで何でも診療する総合診療医師にあこがれていました。そこで自分は、内科は後で勉強すればいいので(実際はそんな簡単なわけがありません)、外科を習得すれば何でも出来る医師になれるだろうと、浅はかにも考えました。また、主におなかの手術を担当する一般外科だけでなく、まずは外傷治療・救急医療を学びたいと考えました。
その結果、一般外科・整形外科・麻酔科・救急医療も長期間の研修が必修と、比較的珍しいトレーニング・プログラムが用意された、とある大学形成外科教室に所属しました。
形成外科は、まだあまり認知されていない科目ですが、顔面や手など構造が細かく難しいところを中心とした全身の体表の外傷・奇形・腫瘍の手術、その延長としての美容外科を主な業務にしています。要は全身の比較的浅いところの外科であり、頭のてっぺんからつま先まで、体表に関しては全身を対象としています。私は主に外傷治療に興味を持ちつつ、形成外科全般のトレーニングを受けました。
その後、救命救急センターでは全身火傷、交通事故や災害、高所からの転落、刺傷や銃撃などによる多発外傷など、大抵の医師は経験しないであろう貴重な診療経験が得られました。次いで整形外科では全身各所の骨折や人工関節手術、腰椎椎間板ヘルニア手術など、多くの手術を自ら執刀する機会を得ました。この経験は、その後脱臼を整復したりギプスを巻いたり、各地の救急診療所での応援活動で役立てることが出来ました。
一般外科では、虫垂炎やヘルニア手術から胃、大腸切除、腹腔鏡下胆嚢摘出術、乳がん切除、肺切除まで、自ら多数執刀させていただきました。胃内視鏡や腹部超音波検査にも習熟することが出来ました。現在ではその技術を生かすことがありませんが、幅広く緊急事態に対応出来るという自信になりました。今では、日々専門バカになっている自分に気づきますが。
その後、形成外科において体表の手術をしていくには、様々な皮膚病に精通しなくてはならない。皮膚病がわかっていないのに皮膚の手術なんて出来ないと思い、思い切って皮膚科学教室の門を叩きました。皮膚科の基本を習得したら外科医に戻ろうと思っていたのに、現在まで皮膚科を専門としています。
私は医師になってからずっと大学勤務ですが、実際には大学勤務医は提携する病院に半年から年単位で派遣されることがあります。大学では自分がやる機会が無いような手術を自らしなくてはならないなど、学外勤務の期間は非常に勉強になります。
私も、医師になり最初の5年間は都心、湘南、信州など7回引っ越す程、転勤を繰り返しました。都心には都心に多い患者層や病気があり、郊外には郊外、地方には地方に特有の患者層や病気があります。医師はいずれも経験する必要があり、特に地方の経験は必須だと思います。私自身も、地方にいた時が一番勉強になった気がします。
大学卒業後、いろいろな土地に住むようになってから地元・八王子に対する愛着がわいてきたのです。その結果、地元の皆様のご協力のおかげでクリニックを開設することになりました。あらためて、皆様に感謝いたします。そして地元の皆様、よろしくお願いいたします。

最も印象深かった派遣先、約1年半勤務した長野県・佐久総合病院外科病棟から見た八ヶ岳。八王子ではありません。

